ゆりだなぁ。

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「モモイロデイズ」百合漫画レビュー

※ネタバレが多少ありますのでご注意ください。画像クリックでAmazonへ飛びます。

  • 作者:青井はな
  • 巻数:全1巻
  • 初版:2014年
  • タグ:GL、社会人、H

概要・感想

男性との交友関係がかなり若干広めな「江本まりか」は、恋人の家を勢いのままに飛び出し途方に暮れている所に、偶然高校時代の同級生「周防日向」と再会します。

渡りに船とばかりに、顔も覚えていなかった彼女の家に転がり込んだまりかでしたが、ある日自分の名前を切なげに呼びながら日向が行為に耽る姿を見てしまい…。

少しずつ心も体も強く繋がっていく二人の関係がとても美しい作品です。

「恋愛白書パステル」に掲載されていた作品、作者は「青井はな」先生です。

やっぱり片思いが成就する話って好きだなぁという。多くの作品は恋人になるまでの紆余曲折が主で、恋人になってからの何やかんやはカット気味ですが、本作品はむしろ恋人との関係をどう発展させていくかということが主なので、イチャイチャもたっぷりで大満足でした。

これまではややヒモ体質だったまりかが日向の彼女として、恋人を支えられるように変わっていこうとするのは愛ですねぇ、愛。あと、言葉で伝えきれない気持ちを体で伝えようとするのが、もう、ね、良いです。プラトニックとはまた別の良さがありますね。

百合はキスまで、みたいな方でなければぜひ是非オススメです。

最近新装版が発売されましたが、新装版と通常版の違いはあまり無いようですので、値段でも表紙の好みでも好きな方で問題ないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。