ゆりだなぁ。

主に百合漫画のレビューブログです。

「三日月のカルテ」百合漫画をレビューしたい

  • 作者:七坂なな
  • 巻数:1巻(2018/12/12現在)
  • 初版:2018年
  • 分類:GL、おねロリ、医師✕患者

「七坂なな」様の百合漫画「三日月のカルテ」のレビューもとい感想です。ネタバレが少しですがありますのでご注意ください。以下簡単に冒頭のあらすじです。

恋に憧れる入院患者の少女と、それを叶えようと頑張る 医師の物語。光線過敏症で太陽を避けて生きなければならない少女「明星橋透花」は、長い入院生活の中で雑誌や漫画などできらびやかに語られる「恋愛」というものに強い羨望を抱くようになっていました。そんな彼女のもとに新しく訪れた研修医「月州有樹」から大学時代の失恋エピソードをきいた彼女は、自分には失恋でさえ羨ましいのだと、己の境遇を恨みひどく塞ぎ込みます。思い詰めた彼女は独り、日の出の迫る病院の屋上へと向かい⋯⋯。

透花の願いを叶えようとして恋人役を買って出る月州先生が本当にカッコイイんですよね。普段は控えめな先生の気持ちが爆発しているシーンで、グッときます。

とはいえ、恋人役のはずの二人の関係は、傍から見ると明らかに本当の恋人同士で、良いわーって呟き続けることになるというアレ。何というか、この2人の見守り続けたくなる感はスゴイです。先生に甘える透花も、それに応えようとする先生も、どちらも可愛すぎる。独占欲を抱く先生も、それを満足気に受け止める透花もどちらも可愛すぎる。

良い。ただただ良い。

閑話休題

幸せそうな二人を見ていると忘れそうになりますが、病気のことも含めて色々と乗り越えなければならない壁は多いわけで、今後どのような展開になるか気になっています。Pixivコミックにて無料で読めるので、未読の方はいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。