ゆりだなぁ。

主に百合漫画のレビューブログです。

「女流作家とユキ」百合漫画をレビューしたい

  • 作者:なごり悠
  • 巻数:1巻(2018/12/04現在)
  • 初版:2018年
  • 分類:GL、憧れ、大正時代、お姉さん✕少女

「なごり悠」様の百合漫画「女流作家とユキ」のレビューもとい感想です。ネタバレ多少ありますのでご注意ください。

時代が大正なだけありハイカラという言葉を使いたくなるなぁ、と。この時代を描いた作品は特に服飾に関して和と洋のセンスが混ざり合って独特の雰囲気が醸し出されてる気がします。見当違いだったらゴメンナサイ。

閑話休題

カフェで給仕として働く「小町ユキ」はある日憧れの作家「東紅子」と出会います。別れ際、思い切って彼女に小説のファンであることを告げたユキは、彼女から甘やかな言葉を囁かれ夢見心地で帰路につきます。

冒頭振り返りましたがピュアですね、ピュア。グッドです。先生の正体に気づく前から見惚れていたのもピュア度高いです。あの綺麗な人は誰だろうかと考えていたら、その正体は憧れのあの人という展開。まさに運命。グッドです。大事なことなので二回言いました。

個人的には先生の言動に逐一照れたり喜んだり不安になったりと、コロコロ忙しいユキが見ていて飽きなくて好きです。傍から見ていると先生ベタ惚れなので杞憂だと思うんですけどね。先生が神出鬼没なのはきっと愛のなせるわざです。

何かと謎めいている先生の人物像が明らかになっていくかが今後の気になるところ。Pixivコミックで無料公開もされていますので、未読の方はいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。